Mar 26, 2010

IVF Male Infertility

昔は10組に1組程度の夫婦が不妊症でしたが、最近では6組に1組とも5組に1組とも言われているぐらい、子供が欲しいのに授かる事の出来ない不妊症の夫婦が増えてきました。

その中でも男性不妊(male infertility)が原因の不妊症は、全体の4割程度を占め、不妊症治療には男性の協力が欠かせないものになってきています。男性不妊(male infertility)と診断されると、自然妊娠や人工授精では妊娠の確率が低くなり、体外受精(IVF)や顕微授精といった方法を選んだり提案される事が多いようです。

男性不妊(male infertility)だからといって、通常に行われている体外受精(IVF)と方法が違ってくるわけではありません。そもそも体外受精とは、精子と卵子を体外で受精させて受精卵にし、その受精卵を培養させて細胞分裂の始まった段階で子宮の中に戻す治療法の事をいいます。

体外受精して胚移植することを英語での頭文字を取ってIVFともいいます。体外受精を数回試みても妊娠できなかったり、極度の男性不妊(male infertility)などの場合には次のステップである顕微授精にうつります。

体外受精(IVF)などの不妊治療は、どうしても女性側への負担が大きくなりますし、金銭的にも人工授精とは違い格段に高くなります。何回まで体外受精に挑戦するのか・・など、治療に対する方針を夫婦できちんと話し合っておく事が大切です。