Dec 17, 2009

Follicle Stimulating Hormone Fertility

卵胞刺激ホルモンは、下垂体前葉から分泌される糖蛋白のホルモンで下垂体性ゴナドトロピンとも呼ばれています。卵胞刺激ホルモンの主な作用としては、男性の場合は、精細管の発育作用や精子形成の促進作用があります。女性の場合は、卵胞の発育作用やエストロジェンの産生・分泌の促進作用があります。つまり、卵胞刺激ホルモンは妊娠に強く関係しているホルモンであり、卵胞刺激ホルモン(follicle stimulating hormone)の測定を行なうことが不妊症(fertility)の原因をさぐる重要なものの一つとなっています。

卵胞刺激ホルモンは、男性では精子の形成つまり、精巣内のセルトリ細胞を刺激して精子の生産を支えます。女性の場合では、卵胞の発育を刺激し成熟させるのです。これらの理由から、卵胞刺激ホルモン(follicle stimulating hormone)の数値を測定し、数値に異常がみられる場合は不妊(fertility)の原因の可能性があると考えられます。卵胞刺激ホルモン(follicle stimulating hormone)の異常数値がみられた場合、病院などにより治療法は異なるとは思いますが、漢方薬や排卵誘発剤などを用いて不妊(fertility)の改善をするのが一般的なようです。