Oct 17, 2009

Male Infertility Azoospermia

男性不妊(male infertility)の原因の一つとして無精子症(azoospermia)というものがあげられます。無精子症とは、精液の中に精子が存在しない状態のことをいい、精巣が精子を作れない非閉塞性無精子症と、精子は作られるのですがその精子がでてこない閉塞性無精子症と大きく二つに分けられます。

無精子症(azoospermia)の一つである非閉塞性無精子症の原因としては、原因が不明な部分もありますが、染色体の異常や下垂体・視床下部の障害、おたふくかぜや薬などによる精巣障害などが考えられています。無精子症(azoospermia)のもう一つである閉塞性無精子症の原因としては、精子の通り道に何らかの障害が起こり精子(精液)がでてこないということですから、精子の通り道を妨げる理由として、原因不明の精路閉塞症も考えられますが、先天性両側精管欠損症・射精管閉塞症・小児期両側鼠径ヘルニア術後・パイプカット術後・両側精巣上体炎・Young 症候群などがあげられます。

男性不妊(male infertility)の原因となっている無精子症(azoospermia)ですが、手術により改善されるケースも多々ありますから、専門医に診てもらうことをお勧めします。