Oct 20, 2009

Male Infertility Azoospermia

男性不妊(male infertility)の原因として考えられるものの中に無精子症(azoospermia)というものがあります。無精子症とは、その字の通り精子が無の状態のことで、精液中に精子がいない状態のことをいいます。

無精子症(azoospermia)の原因としては、大きく分けて精巣前性無精子症・精巣性無精子症・精巣後性無精子症の3つに分けられます。精巣前性無精子症とは二次性精巣機能障害ともよばれ、ホルモンの異常によって精巣の精子造成機能が障害を受けていることをいいます。精巣性無精子症とは原発性精巣機能障害ともよばれ、精巣での精子を作り出す機能自体に問題があることをいいます。精巣後性無精子症とは、精巣で精子は作られているのですが、精子が通る精路が何らかの障害を受けて閉ざされているケースや射精障害などにより精子が出てこないことをいいます。無精子症(azoospermia)は、男性不妊症の方の約10~15%にみられるとされています。

ただ、男性不妊(male infertility)の原因として考えられる無精子症(azoospermia)ですが、不妊検査での精液検査は少なくとも2回は受けて確認する必要があることをのべておきます。