Jan 26, 2010

Infertility Artificial Insemination

結婚して何年も経つのに赤ちゃんに恵まれないご家庭は少なくありません。今の少子高齢化時代では、子どもに恵まれないということは深刻な社会問題とも言えます。この子宝に恵まれない原因として不妊症があります。そこで、不妊症で悩んでいるご夫婦に行われる不妊治療として人工授精(infertility artificial insemination)があります。

不妊治療では、似たような方法に体外受精という方法がありますが、体外受精は人工授精ではありません。不妊治療の人工授精(infertility artificial insemination)とは、男性(夫)の精液を人工的に女性(妻)の子宮に注入して受精卵を作るというものです。
不妊治療の人工授精(infertility artificial insemination)は技術的にはさほど難しいものではありません。しかし、100パーセントの確率で妊娠は成功しません。

その原因はさまざまですが、どうも現在のところ成功率は20パーセントから30パーセントといったところのようです。不妊治療の人工授精(infertility artificial insemination)は、夫婦間とは限らず行われます。夫の精液に問題があるような場合には、精液提供者(ドナー)の精液を使う場合があり、このほうが妊娠の成功率が高いようです。しかし、このドナーによる不妊治療の人工授精(infertility artificial insemination)は、倫理的な観点からみてさまざまな難しい問題をはらんでいます。