Aug 29, 2009

Male Infertility Varicocele

精索静脈瘤(varicocele)とは、お腹から血液が精巣の静脈に逆流して、こぶ状にふくれるものです。この精索静脈瘤があると、お腹から逆流してきた血液の温度により精巣があたためられ。精子を作る働きに悪影響を与えるとされています。

実際、精索静脈瘤(varicocele)は、正常な男性の約15%程度に見られるのに対して、男性不妊症の患者さんに対しては約40%程度も見られるとされています。精索静脈瘤(varicocele)は男性不妊症の重要な原因(causes of male infertility)の一つとして考えられていますが、精索静脈瘤と男性不妊症とのメカニズムに関しては、まだ完全には解明されていないのが実情です。

不妊症で悩まれている男性の方(male infertility)にもし精索静脈瘤(varicocele)があれば、この精索静脈瘤を治療することによって精液所見の改善と妊孕性の向上が期待されます。また、無精子症の患者さんでも、精索静脈瘤(varicocele)の手術をすることにより、約20~30%の方で精液中に精子が見られるようになったとする報告もあります。


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